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今日を大切に生きる。
2020-07-01
 
 

 『宇宙を味方にする方程式』(小林正観・著)より一部抜粋

9歳で歌手デビューを果たし、その人生で世に出したヒット曲は数知れず。日本歌謡界の女王・美空ひばりさんの生き方を小林正観さんのお話から学びます。一瞬一瞬を大切に生きたその姿勢は、皆さまの人生をよりよくするヒントになるでしょう。 

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死ぬ半年ほど前から、美空ひばりは舞台に自分の足で立つことができませんでした。だから緞帳(どんちょう)が下がっている状態のところに車いすで連れていってもらって、そこで何人もの人の手を借りて立たせてもらった。立たせてもらったら車いすは下がって、立った状態で緞帳が上がりました。

 

すると、歩けないはずだった美空ひばりが2時間ものステージで歩き回って歌ったのです。心臓を調べた医者が驚きました。2000ccしか肺の中に空気が入らないのに3600ccぐらいの肺活量で歌っている。これは理解ができないと言いました。

 

息が続く。「ああ一」と音を伸ばすためには3600ccの肺活量が必要なのに、この人の肺には2000ccしか空気が入らない。どうして3600ccの空気が出てくるのかわからない。「奇跡としか考えられない」と、その医者は言いました。

 

この死を間近にして美空ひばりが最後に歌った歌が「川の流れのように」です。

 

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自分の意思で、自分のわがままで生きてきたのではない。いつの間にか知らないうちに女王に祭り上げられて、すごい人ということになったけれども、彼女は自分のやりたいことを押しとおすために人をかきわけ押しのけて女王にのし上がったのではありません。

 

やらされることを「はいはい」と言ってやってきたら女王と言われるようになって、歌謡界の最高峰に立っていた。

 

それを思い出したときに、美空ひばりは本当に万感の思いを込めて川の流れのように」を歌ったのだと思います。

 

皆さんにちょっと質問します。今日寝て起きたらいつでしょう?今日 寝て起きたら「あした」と思った人がいるかもしれませんが、今日寝て起きたら「今日」です。

「あした」という日は永久に来ない。今日の今この瞬間が私たちの目の前に存在するだけで、「あした」という日は永久に来ません。

 

今日の今この瞬間に目の前のこと、人、物を大事にしない人は、「あした来る人を大事にすればいいや」と思っている間に、目の前の人がいなくなってしまうのです。

日蓮宗 実相寺
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