追善供養の方法
1.年回忌の法要
一周忌や三十三回忌などの忌日にあわせ、ご先祖様のために、一緒に心を込めたお経を読みましょう。一緒に行う追善供養や法話などより、参加者一同、敬虔な気持ちになることができます。親戚などをお招きして行うことが多いので、ご先祖様が最もお喜びになります。2.お仏壇でのご給仕
各家におまつりしてあるお仏壇に、ご給仕しましょう。毎朝、水またはお茶・ご飯をお供えし、手を合わせます。生きている我々も、子孫にはいつまでも忘れられたくないものです。それはご先祖様も同じです。ご先祖様は、いつも見守ってくださっています。
3.お墓参り
実相寺には毎日欠かさずお墓参りに来られる方々がいらっしゃいます。そのようなお宅はやはり家庭が明るいように思います。毎日でも毎月でも、また春夏秋冬の年4回でも、是非、お子さんお孫さんを連れて、お参りください。お墓参りを通じて、子供たちは命の連鎖を感じ取るようです。
4.菩薩行(善行・ボランティア活動)
上記の 3つは代表的な追善供養ですが、「菩薩行」も供養になると言われております。例えば、自主的にお寺のお掃除などのお手伝いをすること、また、地域やボランティアの行事に参加して盛り立てていくこと。また、電車で席を譲ってあげたりすることも、追善供養となるのです。これらの善行を自分の善行としてではなく、「今は亡きご先祖様に振り向けます」と念じながら行うのです。皆さん是非、行ってみてください。ご先祖様もお喜びになり、皆さん自身の幸せにもつながっていくことでしょう。
このような追善供養を行うことによって、我々はどのような功徳をいただくことができるのでしょうか。次をご覧下さい。