感謝の声
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交通安全のご祈祷で命びろい |
川口市 佐々木さん
私の家では新車を購入すると、その日のうちに実相寺さんに行ってご祈祷をしていただくことにしております。
ご祈祷をしていただいてから、三ヶ月ほどが過ぎた頃でした。
鉄パイプのような鋼材を山のように積んだ四トントラックのすぐ後ろを運転しておりました。そのトラックはぐずぐず走ったかと思うと、急にスピードが速くなったり、急停止したり、左右へフラフラしたりしておりました。居眠り運転でもしているのでしょうか、嫌な車の後ろについちゃったなァ、と思っていると、今度は荷台の鋼材が以前よりも揺れているようです。急発進急停車、左右へフラフラしながらの運転ですから、鋼材を留めていたワイヤーが緩んだのか切れてしまったのか、荷台で鉄パイプがはねたりしているのです。
これは危ない。少し車間をあけようとブレーキを踏もうとした瞬間でした。突然そのトラックは急停車をしたのです。そのとたん、数十本の鉄パイプが荷台からあふれ出てきて、私の運転するフロントガラスめがけて迫ってきたのでした。
「あっ」という間のできごとでした。「死」を予感しました。どう言うわけか実相寺さんでの車のご祈祷のシーンが頭の中で再現されておりました。「ダダダダーン!」ものすごい音でした。鉄パイプがフロントガラスをつき破り、私に突き刺さり、もう「終わり」のはずでした。
しかし、大きな音は聞こえたのですが、私に感じるはずの衝撃がありません。
ハンドルにうつ伏せになり、急ブレーキをかけていた私は恐る恐る顔をあげてみました。どうやら私は生きていたようです。痛みも無いようなので無事なようです。「ああ、よかった」と思うと同時に体中の力が抜けてしまいました。腰が抜ける、という状態でしょうか。
数分たち、周囲の方々が駆け寄ってきてくれました。救急車をよんでくれた方もおりました。
少し落ち着いてきて、外の情景を見て驚きました。なんと私を襲ったはずの鉄パイプは、私の車の右と左とにきれいに分かれて転がっていたのです。トラックの荷台には道路に落ちかかっている鉄パイプもありましたが、その鉄パイプもどういうわけか右と左とに分かれて、私の車にぶつからないように落ちかかっていたのです。
私はその時、確信致しました。「やはり、神仏の加護はあるのだな」と。
死を感じた瞬間、私が見たご祈祷のシーンは、まぎれも無くご守護の証(あかし)だったのでしょう。