実相寺キッズの年間行事

1月 凧揚げ・いろはかるた

荒川土手に凧上げに行きます。寒風にさらされているのに、凧を揚げている間は、何故か寒くなないのです。
いろはかるたは先人の智慧の結晶です。
「井の中の蛙」「花より団子」「憎まれっ子世にはばかる」・・・・・
子供達は思いのほか、興味を示します。生きて行く上での智慧を獲得してもらいたいものです。

2月 節分の豆まき

「鬼役の子は外に出て待っていてね~」と言って、本堂内の子に豆を配って、さあ、豆を鬼に投げつけようとしてら、鬼役の子はがいません。隠れているのです。「出て来~い」といっても出てきません。かくれんぼうをしているのです。
 
現代の子には「鬼役は豆をぶつけられるもので、それが楽しいのだ」という文化が伝わっていないのかも知れません。文化を伝えて行くことが、本当の意味での国際化だと思います。キリスト教圏は[ハロウィン]、日本は[豆まき]でしょう。

3月 ひな祭り

女の子のお祭りですので、男の子には毎年不評です。
雛飾り(七段式)を見せ、その前で雛祭りの由来を教えます。そして雛あられを食べ、アツアツの白酒(甘酒)をのみます。目で見て、耳で聞いて、頭を使い、口で味わうのです。子供たちの脳裏にはしっかりとひな祭りがインプットされることでしょう。

 

子供の頃にこのような経験をしている子供は、アイデンティティークライシスとは無縁の真の国際人として、世界を舞台に活躍できるのだと思います。

4月 はなまつり(釈尊降誕会)

お釈迦様の誕生日がある月です。4月8日となっていますが、実相寺では実相キッズに合わせて、4月の第2土曜日に行います。
 
「会費は無料です。ただし、お釈迦様にささげるお花を3本持ってきてください。」
と声を掛けると、例年70名くらいの子供達が集まります。
 
花御堂にお花を供え、赤ん坊のお釈迦様像に甘茶をかけます。その後お経の練習、お釈迦様のやさしいお話。そして、甘茶体験。甘くて少し苦い甘茶を実際に飲んでみます。この時の子供の表情はけっさくです。
 
その後、白象をひっぱり街中を一周します。戻ってくるとヤキソバパーティー。最後に、小運動会(これが楽しい!)をやって終了。
 

子供にとって、楽しい思い出になってくれれば、それだけで大成功です。

5月 端午の節句(こいのぼり)

5月は折り紙をしましょう。兜(かぶと)の折り紙は簡単ですが、やはり、やったことのある子とない子がいるのです。鶴もおります。 兜と鶴の折り紙を知っていれば、まあ、大きくなって恥をかくことはないでしょう。
 
5月は、とうもろこしなどの種もまきます。植物の生命の神秘・世話をすることの苦労・収穫の喜びを知ってもらいたいのです。
粽(ちまき)は必ず、みんなで食べます。

6月  万灯太鼓の練習

6月はこれと言って伝統的な行事はないようです。
こういう月は、11月の万灯行列の太鼓の練習をしたり英語の手遊びをしたり、「夏の思い出」「故郷」などの歌を、歌たっりします。
 
本堂内でのゲームも、この月は充実しております。

7月 収穫祭

5月に植えた種が一部成長し収穫できるものもあります。
農業の素晴らしさ、そして大地の偉大さを肌で感じ取ってもらいたいと思っています。
 
収穫したばかりのとうもろこしをその場で焼いて食べたり、収穫したばかりのにんじんの泥を取り、表面をむきマヨネーズをつけて、かぶりつくのも、子供達には得がたい体験です。

8月 サマーステイ イン 実相寺

8月は実相キッズの集大成の『サマーステイ イン 実相寺』です。

 

気温37度を越える中、様々な活動をしながら、多くの体験を積んで、感性豊かな大人になっていってもらいたいものです。

 

詳しくはサマーステイのページをご覧下さい。

9月・10月  万灯行列の練習

毎年11月第3日曜日に行われる『御会式』。その夜に繰り広げられます、万灯行列の練習をします。うちわ太鼓の他に、横笛、鉦(かね)そして纏(まとい)の練習も行います。
 
「お祭りに参加するようになってから、その楽しさがわかるようになりました。鉦やうちわ太鼓や横笛の音を聞くと、魂がゆすぶられてしまうのです。」
 
とは、ある保護者の方のお話しです。本当にその通りだと思います。この楽しさ・躍動感は参加してみないとわからないでしょう。

11月 焼きいも

11月は実相寺最大のお祭り、御会式-万灯行列のある月です。
子供達も、この頃にはうちわ太鼓も纏も横笛も鉦も、それなりにこなせるようになっています。お祭りへ向けての最終確認を行った後、お待ちかねの焼きいもパーティーを行います。
どっさりと降り積もる枯葉を、この日の為に集めておいて、火をつけます。その中にサツマいもを入れます。1時間もすればふっくら焼きたての「焼きいも」の出来あがり!
 
アルミホイールにくるんで焼きますが、当然、煤(すす)や汚れも一緒に食べることになります。清潔第一も結構ですが、たまにはこのようなアウトドアを体験することも、楽しい思い出になりますよ。

12月 もちつき大会

12月といえば、お餅つきです。かつては各家庭の年末の風物詩でしたね。
当然のことながら、自動餅つき機などの文明の利器は使いません。
 
竃(かまど)に薪(まき)をくべて、お釜(かま)でお湯を沸かし、蒸篭(せいろ)でもち米を蒸し、蒸しあげたもち米を木の臼(うす)にあけて、杵(きね)を使って、ペッタンコ、ペッタンコとお餅をつきます。おそらく1000年前と同じ方法で行っているのだと思います。
初めて、その一部始終を見たお子さんは、びっくりしてしまいます。
世界中で見なおされている「スロウフード」の典型でしょうね。